過去のMy RØDE Reel受賞者たち:今どうしている?――2016年ヤング・フィルムメーカー賞受賞者、ウィル・ロイヤル

映画制作者の皆さん、注目です! My RØDE Reelが2019年に帰ってきます !賞金・賞品総額100万ドル超、さらに多くのサプライズと、作品を見てもらえるチャンスを携えて、世界最大のショートフィルム・コンペティションがかつてない規模で開催されます。

今年のコンペへの応募を考えているなら、過去の受賞者たちを振り返り、コンペ以降どれほど成長したのかを知ること以上に、インスピレーションを得る良い方法があるでしょうか?

2016年にヤング・フィルムメーカー賞を受賞したウィル・ロイヤルを、改めてご紹介します。彼は、力強く美しく撮影されたショートフィルムSerenityで賞を獲得しました(賞品にはロサンゼルスのニューヨーク・フィルム・アカデミーで受講する4 週間のコースが含まれていました)。以下で、ウィルへのインタビューと受賞作品をご覧ください。 

Serenityについて、少し教えてください。

Serenityは、何百ものショットをつなぎながら、カットや編集がないように見せることを意図した作品です。物語は、少女がフルートを演奏することで、都会の忙しい生活から逃れるというものでした。作品では、夕日の美しいシーンと対比させることで、街の喧騒を表現しています。3分間の中に、合計で 250以上のカットがありました。音声も大きな要素でした。フルートを含むサウンドトラックだけでなく、街のあらゆる音も収録しました。映像の一部では、最大15レイヤーの音声を重ねています。

映画制作の過程で学んだことを教えてください。

応募を通して学んだ大切なことの一つは、ストーリーを伝え、見る人を引き込むものを作ることが、どんなプロジェクトでも最も重要だということです。私にとっては、撮影技術や最高の機材を使うことが目的ではありませんでした。自分が伝えたい物語を、これまであまり見たことがなく、自分でも試したことのない方法で伝えることが目的でした。

また、同じビジョンを共有し、うまく協力できるチームが非常に重要だということも学びました。最初は、撮影、編集、カラーグレーディング、音声など、すべてを自分一人でやりたいと思っていました。技術的な要素の大半は今でも自分で担当していますが、チームに協力してもらうことで、はるかに楽になりました。制作のスピードが上がり、進行中に新しいアイデアやフィードバックを得られ、そうでなければ撮影できなかったショットも収められました。

受賞によって、どのような成果がありましたか?

受賞による最大の成果の一つは、ロサンゼルスへ行き、4週間学べたことです。これまでの人生で最高の経験の一つでした。今でも話したり、実際に会ったりする、志を同じくする多くの人々と出会いました。その中には世界各国の人もいます。コースでは、ストーリーテリングと技術の両面から、映画制作について非常に多くの貴重なことを学びました。

この賞によって、私のネットワークにいる多くの人々からも注目されるようになり、フリーランスの仕事を得るうえで大きな助けになったほか、現在のビデオグラファーとしての仕事にもつながりました。大きな自信を与えてくれ、自分の作品を信じる気持ちを取り戻せました。自分の作品を厳しく評価しすぎるのはとても簡単で、そのせいでプロジェクトを完成させること、時には始めることさえ難しくなります。

2016年以降は何をしてきましたか? そして今は何をしていますか?

現在はフルタイムの仕事としてフリーランスのビデオグラファーを務め、複数のブランド向けにコンテンツを制作しています。自分が制作したコンテンツを一か所にまとめたウェブサイトも作りました。自分がどれほど成長してきたかを振り返るのに、とても良い場所だと感じています。単なるポートフォリオ以上のものとして活用できる場所だと思っており、間違いなく誇りに思っています。

ウェブサイトはこちらです: www.williamroyalfilms.co.uk

私が誇りに思っている比較的小規模な制作の一つに、昨年初めに高性能車の専門業者向けに制作した映像があります。 車と高速で動くショットを扱った、フリーランスとして初めての仕事の一つでした。技術面でも全体の雰囲気という点でも、素晴らしい学びの機会であり、誇りに思っているプロジェクトです。 

また、ストーリーテリング以外に将来何をしたいのかについて、視野が広がった経験でもありました。自動車映像は今では私が非常に情熱を注いでいる分野の一つです。この撮影以前は、そこまで意識していませんでした。 

もう一つ、非常に誇りに思っているのは、Sandstorm Films で1週間、経験を積んだことです。大手 ブランド向けのコマーシャルコンテンツ制作に携わりました。 実際のクライアントのために、実際の撮影現場で働くのは初めてで、素晴らしい経験でした。将来は撮影現場で働きたいのだと、確信するきっかけにもなりました。仕事という感じがせず、そこにいることが自然に感じられたのです。技術的な知識から現場でのマナーや用語まで、何が起きているのかを本当に理解できていると感じました。自分のために用意された仕事だと思えたのは、これが初めてでした。 

My RØDE Reelの詳細を知り、ショートフィルムを応募するには、ウェブサイトをご覧ください。応募受付は現在開始しており、2019年8月28日に締め切られます。