RØDE がプロオーディオのリーディングブランドMackieを買収
RØDE Microphones LLCは本日、アメリカを代表するプロオーディオブランドMackieの買収を発表しました。この買収はRØDE の進化における新たな章を意味するとともに、RØDE の親会社であるThe Freedman Groupを、世界で最も総合力の高いプロオーディオ企業の一つとして確立するものです。同社は、コンテンツ制作、ホームおよびスタジオレコーディング、放送、ライブサウンド制作に向けた幅広いオーディオソリューションを網羅する、羨望の製品ラインアップを擁しています。
「MackieをThe Freedman Groupの誇る象徴的なオーディオブランドのラインアップに迎えられることを、心から嬉しく思います」と、創業者兼会長のPeter Freedman AMは語ります。「Mackieはまさに伝説的なブランドであり、ライブサウンドに関する専門知識と実績は他の追随を許しません。今日、RØDE とMackieはともにオーディオ業界をリードしており、お客様を重視しながら革新的で高品質な製品を生み出すという、同じ情熱を共有しています。今回の買収により、The Freedman Groupは世界水準の製品を提供する一流のオーディオテクノロジー企業となり、これから成長を目指すコンテンツクリエイターから、ライブ制作に携わるプロフェッショナル、そしてその間に位置するあらゆるお客様まで、より幅広い層に製品を届けられるようになります」
1989年以来、Mackieは、ホーム、スタジオ、ステージで使用されるミキサーやラウドスピーカーをはじめとするプロオーディオ製品の設計・製造をリードしてきました。1990年代のホームレコーディング革命において重要な役割を果たしたMackieは、「戦車のように頑丈」な品質と手頃な価格を重視する、革新的なブランドとして瞬く間に名を広めました。1602やD8Bのミキサー、SRM450ラウドスピーカーといった画期的な製品は、発売直後から定番となり、独自のマーケティング手法と相まって、レコーディングおよびライブサウンド業界で誰もが頼りにするブランドとしての地位をMackieに確立しました。その地位は現在も、ProFXシリーズのコンパクトミキサー、Thumpシリーズのパワードラウドスピーカー、人気のCRシリーズのデスクトップ・プロダクション・モニターといった主力製品によって保たれています。
「Mackieはプロオーディオ業界における偉大な成功例の一つであり、私は長年にわたって敬意を抱いてきました」とFreedman氏は語ります。「私のバックグラウンドはライブサウンド制作です。1969年、子どもの頃にシドニーのシェブロン・ホテルでTom Jonesを見て以来、ずっと情熱を注いできた分野です。父のHenryは、同ホテルをはじめ、市内の多くの会場にサウンドシステムを設置していました。ライブサウンドは、私がオーディオの世界で経験を積み始めた原点です。ですから今回の出来事は、私のキャリアのその部分が大きな円を描いて戻ってきたように感じます」
さらに彼はこう続けます。「私がRØDEを始める前にGreg Mackieと会ったことがあり、彼のオーディオへの情熱とビジネスに対する姿勢に刺激を受けました。両社の創業の物語は驚くほどよく似ています。どちらのブランドも、それぞれの方法でDIYレコーディングの民主化を後押ししました。Mackieはミキサーとスピーカーで、RØDE はマイクロフォンでそれを実現したのです。私たちは似た道のりを歩み、今日では両ブランドともそれぞれの分野をリードしています。だからこそ、この2つのオーディオ界の象徴を一つにできることを、非常に楽しみにしています」
今回の買収について、MackieのCEOであるAlex Nelsonは次のように述べています。「Mackieのチーム全員が、Peter、Damien、そして彼らの素晴らしいチームと力を合わせられることを楽しみにしています。長年オーディオ業界で働いてきた私は、RØDE を常に高く評価してきました。RØDE の製造能力と技術面でのリーダーシップは、プロオーディオ業界で他の追随を許しません。Mackieが歴史の新たな、刺激的な章へ進むにあたり、事業を拡大するための理想的なパートナーだと考えています。タイミングもこれ以上ないほど適切です。今後発表を予定している素晴らしい製品ロードマップがあり、NAMM ’24に向けて大きな発表をいくつか行う予定です。Mackieにとって非常にエキサイティングな時期であり、RØDE のチームとともにこれらを進められることを、これ以上ないほど嬉しく思います」
Mackieの創業者であり、オーディオ業界の伝説的人物でもあるGreg Mackieも、同様の思いを語っています。「MackieがRØDE以上に素晴らしい企業と提携できるとは、到底考えられません」
「RØDE とMackieは非常に調和の取れたブランドです」と、Freedman GroupのCEOであるDamien Wilsonは語ります。「今回の買収により、両社の製品ラインアップを相互補完的な形で多様化できます。ホームスタジオを構築するミュージシャンから、プロのライブサウンドエンジニアまで、あらゆるお客様にエンドツーエンドのオーディオソリューションを提供できるようになります。Mackieのブランド、製造体制、事業運営に変更はありませんが、両ブランドが持つ相互補完的な知的財産、インフラ、リソースを強力に組み合わせる大きな機会があります。RØDE とMackieがもたらす可能性に、非常に期待しています」
RØDE Microphones LLCを代表して、Joe Hockeyは次のように述べています。「今回の買収は、RØDE に大きな成長機会をもたらすとともに、グローバル展開における重要な節目となります。RØDE が将来への投資を続けていることを嬉しく思います。今後もこの2つの伝説的なブランドが成功を重ねていくことを楽しみにしています」
RØDE の法務顧問はSkadden, Arps, Slate, Meagher & FlomおよびGilbert + Tobinが務め、財務アドバイザーはPwCが務めました。資金調達はAmicaa & Carlyleが担当し、法務顧問はBaker McKenzieが務めました。売り手であるTransom Capital Groupには、Kirkland & Ellisが法務顧問として、Lincoln Internationalが財務アドバイザーとして関与しました。
「過去数年間、Mackieの経営陣と仕事をご一緒できたことを大変嬉しく思います」と、TransomのマネージングパートナーであるRuss Roenickは語ります。「彼らの革新精神、お客様に寄り添う姿勢、そして卓越性を追求する総合的な推進力が、他に類を見ない企業文化を築き上げました。RØDEの素晴らしいチームとともに次のステップへ進むMackieチームの、さらなる成功を願っています」