RØDECaster Pro II ファームウェア 1.1.1:高度なサブミキシングなどを導入


RØDECaster Pro IIに新たなメジャーファームウェアアップデートが登場しました。コンテンツクリエイター向けの世界で最もパワフルなオールインワンオーディオソリューションが、さらにパワーアップします。


ユーザーからのフィードバックをもとに、RØDECaster Pro IIのすべての出力に高度なサブミキシング機能を導入しました。これは、前回のメジャーアップデート(1.0.7)で導入されたルーティング機能をさらに拡張するものです。ストリーミングやチャットアプリ、ヘッドフォンミックスなど、異なるオーディオ出力先に異なるミックスを送る必要があるストリーマーにとって、特に強力な機能です。また、ポッドキャスターやその他のコンテンツクリエイターにも非常に便利です。


この記事では、新しい高度なサブミキシングの仕組みと、この機能を最大限に活用する方法、さらに最新ファームウェアで導入されたその他すべての機能強化について詳しく解説します。

RØDECaster Pro II on black background

高度なサブミキシング

ファームウェアバージョン1.0.7では、各USB 出力およびBluetooth出力について、これらの出力から聞こえるチャンネルを選択してカスタマイズできました。今回のアップデートではこの機能がさらに進化し、ヘッドフォン出力とモニター出力、Bluetoothチャンネル、本体録音ミックス、3つのUSB 出力を含む、10系統すべてのオーディオ出力(デジタルおよびアナログ)の各チャンネルレベルを個別に調整できるようになりました。


メインミキシング画面で、画面右上の設定アイコンをタップし、「Outputs」>「Routing」の順に進み、設定する10系統の出力のいずれかを選択します。ここで、すべての出力の画面上部に「Custom」オプションが表示されます。これをタップすると、その出力用の新しいサブミックス画面が表示されます。

RØDECaster Pro II outputs

サブミックス画面では、変更したいチャンネルのバーチャルフェーダーをタップしてロータリーエンコーダーを回すことで、各チャンネルのレベルを個別に設定できます。また、各バーチャルチャンネルの下に「リンク」ボタンがあることにも気づくでしょう。リンクすると、チャンネルのレベル調整がメインミックスからのオフセットとして設定されます。つまり、メインミックスの物理フェーダーまたはバーチャルフェーダーを調整すると、サブミックス内のリンクされたチャンネルのレベルも増減しますが、オフセットは維持されます。このボタンを押すとチャンネルの「リンク解除」ができ(黄色の切れたチェーンアイコンが表示されます)、3回目に押すとチャンネルがサブミックスから完全に削除されます(赤い「x」が表示されます)。これは実質的にミュートと同じです。


先ほど触れたように、この機能はストリーマーにとって非常に便利です。ヘッドホンで聴く音声を、チャットやストリームに送る音声とは別に、細かく調整できるようになります。ポッドキャスターの場合、ホストとゲストが、RØDECaster Pro II本体で録音される音声やコンピューターに送られる音声とはまったく異なるミックスを聴けるということです。このレベルのカスタマイズ性により、RØDECaster Pro IIはさらに柔軟性を増し、オールインワンのオーディオ制作スタジオ兼インターフェースとして、すでに備えている非常に高い能力をさらに拡張します。

RØDECaster Pro II custom sub-mix screen

その他の機能強化

新しい高度なサブミキシング機能に加え、ファームウェア1.1.1では、システムの最適化やワークフローの改善も多数導入されています。これにはボイスエフェクトのルーティングも含まれます。マルチトラックモードでは、ボイスエフェクトが各チャンネルに個別に適用されるため、マルチトラック録音がもたらすポストプロダクションの柔軟性を維持しながら、これらのエフェクトを収録できます。


RØDECaster Pro IIのコンパニオンソフトウェアであるRØDE Centralも更新され、RØDECaster Pro II本体で利用できるようになったすべての設定オプションに対応しました。これには、高度なAPHEX®オーディオ処理、SMARTパッド、カスタムサブミックスの設定が含まれます。


RØDECaster Pro II用ファームウェアバージョン1.1.1は、現在直接ダウンロードできます。Wi-FiまたはEthernet 経由で本体をインターネットに接続して更新するか、最新バージョンのRØDE Centralをダウンロードしてインストールし、コンピューターに接続した際に更新してください。