オーディオコントロールと処理
このRØDECaster Appメニューでは、Streamer Xのさまざまなオーディオ設定を調整できます。各オーディオ入力チャンネルの音量レベルのソフトウェア制御、APHEX®処理、オーディオ設定プロファイルなどを設定できます。
オーディオミキサー
Streamer Xの各オーディオチャンネルには、ストリームミックスとモニターミックスという2つの音量調整フェーダーが搭載されています。これにより、マイク/楽器、ヘッドセット、ワイヤレスマイク、SMARTパッド、HDMIオーディオ、そして両方のUSB チャンネルのレベルを個別に設定できます。
ストリームミックス:各オーディオチャンネルの左側にあるフェーダーは、その入力のストリームミックスです。このフェーダーを調整すると、各オーディオ入力から「Streamer X Primary」オーディオデバイスへ送るレベルをカスタマイズできます。ライブ配信、ビデオ通話、録音に最適なレベルを設定できます。
モニターミックス:各オーディオチャンネルの右側にあるフェーダーは、その入力のモニターミックスです。このフェーダーを調整すると、各オーディオ入力からStreamer Xの1/4インチヘッドホン出力および3.5mmヘッドセット出力へ送るレベルをカスタマイズできます。自分用と視聴者用に、まったく異なるミックスを設定できます。
Note
If you’ve configured a custom mix in this screen, the Streamer X’s physical encoders will still adjust the microphone input gain and headset/headphone output volume as per usual, alongside any adjustments you’ve made to stream and monitor mixes.
オーディオ設定プロファイル
オーディオ設定ページの下部には、ストリーミング、ゲーム、ビデオ通話など、それぞれの用途で一般的に使用される方法でStreamer X をすばやく設定できる、いくつかのプリセット設定プロファイルがあります。
ストリーミング:このプロファイルでは、すべてのミックスおよびモニターフェーダーが上がっているため、デフォルトではストリーム音声がヘッドホンで聞こえる音声とまったく同じになります。ここから、好みに合わせて特定のレベルを上げ下げできます。
プレゼンテーション:このプロファイルではSMARTパッドの音量が下がるため、プレゼンテーションモード中にスライドショーの操作に使用できます。プレゼンテーションモードはこのメニューから有効にすることもできます(プレゼンテーションモードの詳細についてはこちらをクリックしてください)。
ビデオ通話:このプロファイルではHDMI入力のストリームミックスとモニターミックスが下がるため、カメラからヘッドホンや通話自体に音声が送られません。これは、代わりに接続したマイクを音声入力に使用するためです。通話中のフィードバックを防ぐため、USB 1のストリームミックスは下がり、通話を引き続き聞けるようにモニターミックスは上がります。USB 2のストリームミックスとモニターミックスはどちらも下がります
ゲーム:このプロファイルは、オンラインでゲームをしながら友人とチャットしたい場合に最適です。チャット相手にゲーム音声を送らないよう、ストリームミックスではHDMIとUSB 1の両方が下がりますが、自分ではチャット音声とともにゲーム音声を引き続き聞くことができます。
カスタム:このプロファイルでは、RØDECaster Appに保存される独自のカスタムミックスを設定できます。
APHEX®プロセッシングの使用
マイク、ヘッドセット、ワイヤレス入力チャンネルの下にある設定ギアをクリックすると、APHEX®プロセッシングとエフェクトに加え、その他の入力固有の設定にアクセスできます。
Processingボタンでプロセッシングの有効/無効を切り替えられるほか、直感的に操作できるVoxLab™エディターと、プロセッシングをより細かく設定できる「Advanced」コントロールを切り替えることもできます。
また、これらの画面ではファンタム電源(P48)や楽器モード(ギターアイコンで表示)の有効化、ワイヤレスデバイスのペアリングおよびペアリング解除も行えます。
VoxLab™でオーディオ処理を調整
VoxLab™は、非常に直感的に操作できるシンプルな3ノブインターフェースで、プロフェッショナルな音質を簡単に実現できます。3つのコントロールはそれぞれ、複数のプロセッサーに搭載された複数のパラメーターを調整し、完璧にバランスの取れたサウンドを実現します。
Depth:信号の低域をさりげなく強調し、より豊かな響きとタイトな低音の明瞭な表現を加えます。
Sparkle:信号に明るさとディテールを加えます。ボーカルにさらなる存在感と明瞭さを与えるのに最適です。
Punch:信号にさりげかなコンプレッションを加え、ボーカルをより聞き取りやすく自然なサウンドにします。また、ノイズゲートも調整して、バックグラウンドノイズの低減に役立ちます。
ハイパスフィルター
録音時のバックグラウンドノイズをさらに低減したり、こもった声やボーカルトラックにプレゼンスを加えたりするのに役立ちます。これは、設定したカットオフ周波数より下の低域周波数をカットすることで実現します。
ディエッサー
声の歯擦音を抑えるために使用します。歯擦音とは、人の発話で自然に生じる「シー」という音で、主に「s」などの子音によって発生します(そのため「ディエッサー」と呼ばれます)。これは、特定の周波数をターゲットにして信号内での存在感を抑える、いわばコンプレッサーです。
ノイズゲート
エアコンの音、別の部屋から聞こえる話し声、屋外の交通騒音など、録音時のバックグラウンドノイズを低減するのに役立ちます。音響処理が施されていない空間で録音する場合に、非常に便利です。
コンプレッサー
コンプレッサーを使用すると、声(またはその他のオーディオソース)を滑らかでバランスの取れたサウンドに仕上げられます。信号の最も大きなピークを抑え(「コンプレッション」)、同時に小さな音の部分を持ち上げることで、音量のばらつきを抑えます。
イコライザー(EQ)
声や音源の音色を微調整するために使用します。これは3バンド・パラメトリックEQで、選択した任意の周波数帯域で低域、中域、高域をブーストまたはカットできます。
パンニング
ステレオフィールド内でオーディオの定位を左右に移動させるには、これを使用します。
Big Bottom
音声やオーディオに濁りを生じさせることなく、より深みを加えます。信号の低域周波数に微妙な倍音を加えることで、より「パンチ」の効いたサウンドを実現します。
Aural Exciter
ボーカルや音源のディテールと明瞭度をさらに引き出します。信号の高域に微細な倍音を加えることで、音にさらなる「きらめき」を与えます。